戯言
待てど暮らせど
こないだ友達に数時間駅で待たされました。
びっくりじゃない?連絡もつかず、完全に音信不通。結構心配してたんだけど、(まあ心配しながらもツムツムとかやってたんだけど、)全然来ない。首を長くして待つ、とかいうけどもう首長くなりすぎて折れるレベルだった。
待ってる最中、外国人の方に英語で話しかけられまして。もうドッキドキしました。なんで私?って思った。こんなに日本人顔なのに、間違ってない?って。
その方は結構ベラベラと一方的にしゃべってたんだけど、まあ話を要約すると、「ステファニーはどこ?」って感じ。
いや、知らねーし。って思った。ステファニー、知らねーし。って。
何とかしてあげたい気持ちは山々だったけど、普通に助けようがなかった。だから話初めて2分後位にステファニーが現れた時は本当にホッとした。良かったね。
ところで私の友人は2時間待っても来ないですけどね、どうしたんですかね。ステファニー来たのに、ユウコ来ないですけどね。絶対ユウコの方が家近いと思うんですけどね。
結局友人が現れたのは約束時間から3時間ちょっと経った頃でした。理由は寝坊だそうです。シンプルで分かりやすいですね、はい。
ユウコが現れた時、絶対怒ってやろうと思いました。でもね、よく考えたらどうやって怒ればよいのか分からなくて。私、よく考えてみたらあんまり人に怒ったことなくて。だから周りが数時間も遅刻したりするんでしょうね、簡単に言うとめちゃめちゃナメられてますからね。
でも今回は絶対怒らないとだめだなって思ったんで、ユウコが駅に着いた瞬間に「コラッ!!」って言っときました。意図せずも昭和のお父さんみたいになりました。ユウコは爆笑だし、周りの人たちも振り返ったし、むしろ罰ゲームみたいでした。めでたしめでたし…?
カエルの王女
あの日、池で起きたこと
就職活動~戦いと愛のワルツ~
今回は就職活動で行ったグループワークの思い出でも書いてみようと思う。
私は就活でグループワークをやるのが初めてだったから、ちょっとワクワクしてた。「わー、何するのかなー?楽しいのかなー?」みたいな感じで良くも悪くも、というかほぼ悪い意味で緊張感ゼロ。
はい、ここでメンバー紹介。
男3、女2の合計5人で、私の両隣に座っていたのが男A、男B。
両隣が二人とも眼鏡をかけていたから、「オセロだったら私もひっくり返って眼鏡になってるな」って思った。心底どうでもいい。
そして前にいる男女が、どうみてもカップル。めっちゃいちゃついてた。就活で、めっちゃいちゃついてた。本当、めっちゃいちゃついてた(強調)。
なんとなく不吉な予感はしたけれど、だからといってメンバーを「チェンジ!」なんて出来ないわけで、この状況を受け入れることにした。
テーマは、かなりざっくり言うと、「新しい若手企画を考えよう!」みたいな感じ。
グループワークが始まって、最初に何が起こったかというと、ひたすらの沈黙。
誰も話さない。誰も目を合わせない。
私、お通夜かと思った。間違えてお通夜に来ちゃったのかと思った。
何か言わなくてはと焦ったので、「みんなで頑張りましょうねー!」みたいなことを本当は根暗なのに明るく言ってみた。私の(ひきつった)笑顔、プライスレス。
そしたら私の精一杯の一言を華麗にスルーした男Aが「私が考える企画は、~」って勝手に説明し始めました。
とりあえず話し合いが始まっただけ良かったけど。
それなのにAが話始めた直後に男Bが「私はそれは違うと思います!」
って反論し始めた。
見事、私はクラッシャーが誕生する瞬間に立ち会いました。立ち合い出産ですね。あ、違いますね。
その後もグループワークの終了時間まで、男AとBは互いに意見を戦わせ続けた。
カップルは仲睦まじく机の下でお互いの手を握ってた。
もちろん私は一人で手に汗を握ってた。
たまに私も意見を挟んだけれど、ほとんどAとBの仲裁役に徹することになった。両方の意見の良いところだけ抜粋して残そうとしたんだけど、うまく出来ずにただの超優柔不断な人みたいになった。
初めはお通夜の会場かと思っていたけれど、実はとんでもない戦場でした。
私は心に大量の傷だけを負って、戦地を後にした。
嘘つきは泥棒のはじまり
映画「君の名は。」を観に行きました。
私はずっと「人気過ぎて逆に見に行きたくない」っていう反抗期の男子中学生みたいな理由でこの映画を観ることを拒絶してた。
それなのに私が「君の名は。」を観たのには勿論理由がある。
友達に「シンゴジラ2を観に行こう!」なんて誘われたから、「わーい!」って言って、のこのこ付いていったわけ。でもよく考えたら、つい最近「シンゴジラ」が公開されたのに、「シンゴジラ2」がやっているわけもなく。
まあ少し考えればすぐにわかる事実に気が付いた時には、もう映画館に到着してた。
簡単に言えば、騙されていたわけです。
でもねでもね、「君の名は。」が、もうめちゃめちゃ良かったわけですよ!
なんていうか、映画が終わった瞬間に、思わず「今日私、夜ごはん食べない!絶対食べないから!」という誰の得にもならない宣言をしちゃった位に良かった。それに対して友人は、「だよねー」って言って流してた。私の取り扱い方としては、まあ正解なんじゃないかな。
友人とカフェでお茶をした後、映画の余韻を残しつつ、帰宅した。
がっつりチャーハンと餃子を夜ご飯に食べた。